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Phrase、AIを実験段階から実運用へ移行するためのプラットフォーム強化を発表

新たな品質・コンテキスト・エコシステム機能により、企業はAIを安心して大規模に展開するための基盤を手に入れることができます。

アメリカ・ボストン、2026年3月11日—AI主導の言語テクノロジー分野をリードするPhraseは、企業がグローバルなコンテンツ運用に生成AIを組み込めるようにする大規模なアップデートを発表しました。このリリースは、業界初となる品質評価機能に加え、集中管理されたStyle Guides(スタイルガイド)、エコシステム連携の拡張、AI接続のためのモデルコンテキストプロトコル(MCP)サーバー、そしてPhrase Studioの高度な制御機能が新たに導入されました。

顧客向けコンテンツにAIを大規模に適用するには、体系的な管理体制、ブランド統制、そして柔軟に設定可能な品質管理が不可欠です。これらの新機能により、ガバナンス、コンテキスト、接続性がAIワークフローに組み込まれ、本番運用レベルでの大規模展開が可能になります。

今回の取り組みの中核となるのは、エージェント型AIシステムの統合です。これにより、顧客はより柔軟で自律的なソリューションを活用できるようになり、変化に対応しやすいワークフロー、迅速な多言語コンテンツの制作・配信、そして複雑さを増やすことなくスケールできる環境を実現できます。

「お話しを伺うと、ほぼすべてのお客様が同じ課題を抱えていらっしゃいます。AIのプロトタイプは機能しますが、それを40や50の市場に展開し、適切な品質と一貫性を保ちながら本番運用に移行するのは、まったく別次元の話です」とPhraseのCEOであるGeorg Ellは述べています。「今回のアップデートにより、企業はAIを単なる検証ではなく本番環境で運用するために必要な品質管理、ブランドコンテキスト、エコシステムへのアクセスを手に入れることができます。AIで確実な成果を求める企業にとって、まさにこれがその答えです。」

GenAI向けに設計された品質評価

本リリースの中核となるのは、Quality Profiles(品質プロファイル)です。これは、完全にカスタマイズ可能な基準と自動品質チェックを組み合わせた、業界初の評価機能です。企業は、言語、コンテンツタイプ、事業部門、ブランドごとに「目的に適した」品質基準を設定できるようになりました。AIによる自動チェックは、あらかじめ設定された基準を満たすコンテンツを承認し、問題のある箇所のみを人によるレビューへ回します。

自動化と詳細なコントロールを組み合わせることで、組織は人間のレビューへの依存を減らし、ポストエディットのコストを低下させ、リスクを管理しながら納品を加速できます。

Style Guides(スタイルガイド)によるグローバルなブランド一貫性

Phraseはさらに、集中管理されたStyle Guides(スタイルガイド)を導入し、従来の静的なブランドドキュメントを、AIと人間のリンギストの双方にコンテキストを提供する実用的な資産へと変えます。Style Guidesは、AI翻訳エージェントとMT最適化ワークフローに活用されるとともに、エディタ上にも直接ガイドラインを表示します。

これにより、グローバル市場全体でブランドの一貫性を保つための共通指針が確立され、コストを圧迫する手戻りにつながりがちな判断の迷いを解消します。 

Phraseエコシステムの拡大

複雑なエンタープライズ環境に対応するため、Phraseはエコシステムをさらに拡張する3つの新しいコネクタを追加します。これらの新しい連携により、顧客は自社で利用しているAIや品質管理ソリューションをPhraseに直接接続できるようになります。 

Intentoを通じて、企業は複数の機械翻訳エンジンをPhraseのワークフロー内で統合・最適化できます。Welocalize Opalを活用することで、OPALのエージェント機能によるポストエディットと品質評価の自動化をPhrase上で実現し、手作業を減らしながらもコントロールを維持できます。TAUS Epicのユーザーは、TAUSの評価指標や自動ポストエディットをPhraseに直接統合できます。  

新たに提供されるPhrase モデルコンテキストプロトコル(MCP)サーバーにより、企業が内部開発したAIエージェントや独自のシステムを接続できるようになります。LLMベースのツールは、カスタムAPI開発なしで翻訳メモリへの安全なアクセス、キーの更新、プロジェクト管理が可能となり、自社開発と外部開発の技術が単一の管理された環境内で運用できます。

このアプローチにより、企業はサードパーティ技術と社内システムを、単一の統制された基盤に統合し、AIエンジン、品質システム、コンテンツワークフローを横断的に連携させることができます。

その他のエンタープライズ向け連携および機能強化には、以下が含まれます。:

  • Salesforce Service Cloud:サポート対応の会話やワークフローにリアルタイムでカスタマイズされた機械翻訳を組み込み、担当者がワンクリックであらゆる言語に対応できるようにします。
  • Figma:フォーマットを維持したままの翻訳、複数言語の同時取得、大容量デザインファイルへの対応強化により、デザイン主導のローカリゼーションをさらに強化します。
  • Braze:再構築された連携により、メール翻訳の手作業による準備を最大98%削減し、マーケティングチームの多言語キャンペーン展開を効率化します。

動画字幕制作の高速化

Phrase Studioは、設定可能な字幕プロファイル、リアルタイム品質チェック、セグメント単位でのレビュー進捗の可視化により、スケーラブルな字幕ワークフローに対応します。チームはスタイルやタイミングのルールを自動で適用でき、編集中に問題を可視化しながら、複雑さを増やすことなくグローバル向け動画コンテンツの制作量を拡大できます。

AI翻訳エージェント活用のためのスマートガイダンス

Phraseは、AI翻訳エージェントと従来の機械翻訳のどちらを使うべきかを判断できるインテリジェントなガイダンスも新たに提供します。編集語数とコスト削減の予測がPhrase Platform内に直接表示され、企業は効率とコストの最適化に向けてAIを活用できます。

これらの新機能により、Phraseは、あらゆるコンテンツ・あらゆる言語において、AIを接続・管理・拡張できるインテリジェントなプラットフォームとしての役割をさらに強化します。AIを実運用に取り入れた企業は、コストを抑えながらスピードを高め、より多くの顧客を獲得できるようになります。

貴社における本番環境でのAI活用を、Phraseがどのようにサポートできるかについては、phrase.comよりデモをご依頼ください。

Phraseについて

Phraseは、AI主導の言語テクノロジー分野における世界的リーダーです。私たちは、企業がより多くの人々にリーチし、言語や文化を越えて深い関係を築き、成長を促進することで、グローバルビジネスの成功をサポートしています。 

クラウドベースのPhrase Platformは、多言語コンテンツ戦略を推進するために必要なすべての主要機能を備えています。AIによる機械翻訳、先進的な翻訳管理、ソフトウェアやマルチメディアローカリゼーション、トップクラスのワークフロー自動化、品質評価、そして分析機能に至るまで、Phrase Platformは、企業全体におけるあらゆる翻訳業務をつなぎ、効率化し、一元管理できるよう設計されています。

そのため、Uber、Zendesk、Volkswagenをはじめとする企業や大手LSP、グローバルSIパートナー、そして数千にのぼる企業がPhraseを採用し、世界中の人々との意味あるつながりを築きながらグローバル成長を加速させています。

詳細については、phrase.comをご覧ください。

Phraseとつながる:LinkedIn | YouTube

メディア担当

Pamela Ghosal
メール:pr@phrase.com
T:+44 20 7150 6886