ローカライズ戦略

Phraseは新しいAI技術を活用し、次世代のローカリゼーションソフトウェアの革新をリードします

2023年9月13日

AIを活用した最新の機能強化により、エンドツーエンドの翻訳プロセスが変革し、納期の短縮、高品質の翻訳、コスト管理の強化が可能となります。
September 2023 cadence launch press release featured Image | Phrase

米国、ボストン、2023年9月13日 – 企業向けローカライゼーションソリューションを提供する世界大手であるPhraseは、Phrase Localization Suiteに新しく実装された一連の革新的なAI機能を発表しました。Phraseの新しいAI技術は、翻訳品質の向上、ワークフローの自動化、および組織全体がアクセス可能な高品質な機械翻訳の提供を目的に開発され、ローカライゼーションテクノロジーの未来を示しています。業界随一のカスタマイズ性を活かして、機械翻訳(MT)ワークフローを柔軟にカスタマイズし、連携させることで、あらゆるビジネスが機械翻訳のメリットを享受し、新しい可能性を探ることができます。 

9月の新製品発表会では、まずPhrase Language AIPhrase Custom AIが紹介されました。

現在、Phraseは「Phrase Translate」のブランド名を「Phrase Language AI」に正式に変更し、その機能をさらに拡充しています。この新しいブランド名は、MTやLLM(大規模言語モデル)の統合、MTエンジン自動選択、ML(機械学習)品質評価といった、Phraseが誇る先進的なAI機能をより明確に反映しています。Phrase Language AIに伴い、新たなAPIもリリースされました。これを使用することにより、企業の全社員に高品質かつ低コストの機械翻訳を提供することが可能となります。利用者は機械翻訳の恩恵を最大限に受けられるようになり、企業が承認した機械翻訳が利用できるようになります。Phraseの品質管理システムはAIの力を発揮し、プロジェクトに最適なMTエンジンを選択し、翻訳メモリを活用し翻訳の一貫性を保証できます。単一のサードパーティーMTエンジンの運用と比べて、より高い翻訳品質を実現できます。ローカライゼーションチームは、ヘルプセンターや学習・開発資料からセールス、マーケティング、サービスに関するやり取りに至るまで、大量かつ多様なコンテンツのローカライゼーション業務を迅速かつ低コストで遂行し、ポストエディットのためのコストを削減し、ビジネスにさらに多くの価値をもたらすことができます。  

Phrase Custom AIの高度な機能を活用することで、ビジネスは特定のニーズに合わせて機械学習モデルを複数作成、編集、導入することが可能となります。これにより、機械翻訳の品質が飛躍的に向上します。たとえ複雑なコンテンツであっても、迅速に高品質な翻訳を実現できます。従来必要だったポストエディットのコストの大幅な削減につながります。コーディングの知識が不要で、カスタムモデルを手軽に訓練することができます。これにより、契約の法的条項などの複雑なコンテンツも正確に理解することができます。ポストエディットを行う必要なく、多くのタスクをビジネスの要求に応じた高品質で完了できます。

Phrase Custom AIは、Phrase NextMT(Phrase独自のMTエンジン)に基づいてモデルを訓練します。このカスタムモデルは、Phrase Language AIを通じてアクセスでき、APIの使用により、会社の全員が利用可能にすることもできます。 

現在市場で提供されている製品の中で最も高度な機能を持つローカライゼーション自動化ツール、Phrase Orchestratorは、様々なテンプレートを収録したライブラリー機能を実装することで、よりユーザーフレンドリーで使いやすく進化しました。ファイル管理機能の強化や中間言語のサポートといった新たな機能も追加されています。

9月の新製品発表の一環として、Phrase Localization Suiteにも新機能が導入されました。Phrase NextMTには「英語-日本語」や「英語-スウェーデン語」の新しい言語ペアが追加され、Phrase Stringsにはウェブサイト向けのOTA(Over-the-air)更新機能が導入されました。その他にも、複数の協力作業支援機能の追加や翻訳メモリ機能の向上が行われています。 

「Phrase Localization Suiteに新しく実装された最先端のAI技術を紹介できて、大変うれしく思います。」――Phrase CEO、Georg Ell。「最新のNimdzi Compassでは、Phraseは新しいビジョンで市場に変革をもたらす重要なプレイヤーとして位置づけられました。これらの最新機能は、私たちが目指している革新の一部であり、イノベーションの道のりは今後もまだまだ続きます。今回の新製品発表は、常に最先端を走るPhraseの実力を再び証明しています。AIやワークフロー、スケールといったコア要素に加え、ダイナミックな品質評価機能の進化を見ることで、次世代のローカライゼーションテクノロジープラットフォームの方向性が既に明確になっていると感じます。」

Phraseについて

Phraseは、世界をリードするクラウドベースのローカライゼーションソリューションを提供しており、高度な自動化と幅広いインテグレーションにより、あらゆる規模の組織がグローバルビジネスへの扉を開くことを可能にします。Phrase Localization Suiteは、ソフトウェアとデジタル製品に特化したプラットフォームで、先進的な翻訳管理システムを搭載しており、500以上の言語、50以上のファイル形式、30以上の機械翻訳エンジン、50以上の統合機能に対応しています。エンタープライズグレードのスイートは、ユーザーがツールの接続されたエコシステムを使用して成長を促進させることができます。Uber、Shopify、Volkswagenをはじめとする数多くの組織がPhraseを信頼し、人々が必要とするコンテンツを母語で提供することによって、グローバルでの成長を加速させています。詳しくはwww.phrase.comでご確認ください。

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