ローカライゼーション戦略

Phrase: AIを活用した機能強化によりローカリゼーションのハイパーオートメーションを加速

2024年3月13日

ニューリリースは AI、拡張性、ワークフローを推進し、ローカリゼーションにおける比類のないハイパーオートメーションを実現します。

2024年3月13日、米国マサチューセッツ州ボストン 本日、AI主導による翻訳テクノロジーの世界的リーダーであるPhraseは、業界をリードするローカリゼーションプラットフォームに新たな機能を追加したことを発表しました。最新の機能強化はローカリゼーション技術に革新をもたらし、プラットフォームに最先端の自動化機能とAI技術(大規模言語モデルおよび機械翻訳)を組み込むことで、高度なカスタマイズを可能にします。これにより企業がコストを削減し、品質を向上させ、スケール拡大を実現する大きなチャンスをもたらします。

「機械翻訳、インテリジェント・ルーティング、品質評価、および最新AI技術を融合することで、ローカリゼーションのためのハイパーオートメーションを提供できる唯一のプラットフォームを構築しています。これにより、お客様は総コストを大幅に削減しながら、翻訳の量、速度、精度を大幅に向上させることができます。また、翻訳者はより価値の高いタスクに集中でき、スマートな自動化とAIの力を活用して、グローバル企業が直面するローカリゼーションの課題に迅速かつ大規模に対応できるようになります。」とPhraseのCEO、Georg Ellは述べています。

このリリースで最も注目すべきは、2つの最先端AI機能、Auto LQAおよびAI Actionsの導入です。

Auto LQAは、生成AIを活用し、翻訳作業の品質を詳細、かつ自動的に評価することで、言語品質評価(LQA)プロセスを効率化します。Phraseを使用すれば、ローカリゼーションプロセスの全段階において、正確な品質評価を素早く得ることが可能になります。これにより、翻訳の一貫性と品質を向上させながら、人によるポストエディットのコストと比較して 60% ~ 90% の効率削減を実現することを目指しています。

AI Actionsは、Phraseエディタに統合された生成AIを活用することで、ユーザーは翻訳品質を迅速かつ簡単に向上させることが可能です。スタイルのブラッシュアップ、テキストの簡潔化、文法の修正など、さまざまなアクションから選択できます。AI Actionsは、Phraseを使うすべてのユーザーが生成AIの力をすぐに利用できるようにします。  

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Phrase Portalが正式リリース
Phraseの最新機能リリースにおいて、Phrase Portalが正式に導入されました。Phrase Portalを通じて、企業内の全チームは、セキュリティ対策が施され、企業から認可された環境内で、Phrase Language AIの高度な機械翻訳に簡単にアクセスできるようになります。Phrase Portalを利用することで、企業の従業員は、重要な文書、報告書、メッセージをインポートすれば瞬時に翻訳でき、時間を節約できます。さらに、カスタムMT(機械翻訳)エンジンを搭載したCustom Portalは、各部門のために個別に設定できます。これにより、ローカリゼーションチームは、「ローカリゼーションの隠れコスト」に効果的に対応し、組織全体にさらに多くの価値を提供できるようになりました。従業員に会社が承認したポータルへのアクセスを許可することで、この潜在的な需要に対応します。  

大規模なMTカスタマイズ
PhraseはクライアントのMTモデルカスタマイズを一層進化させるため、 Phrase Custom AIに2つの強力な新機能を追加しました。

Phrase品質評価スコア (Phrase QPS)を用いたデータセットキュレーションを通じて、クライアントは特定のQPS基準を満たした翻訳メモリ(TM)を使用してMTモデルをトレーニングできるようになります。これにより、整理されたデータから最上の翻訳品質を得ることが可能となり、ポストエディティングの負担が軽減され、品質と効率が同時に向上します。さらに、Phrase Custom AIでは、キュレーションされたデータセットを簡単にダウンロードし、Phraseの翻訳管理システム(TMS)に直接インポートすることが可能です。高品質なTMの活用により、ポストエディット作業が大幅に削減されます。この革新的なワークフローは品質と自動化に焦点を当て、チームが大規模プロジェクトの品質を容易に評価することを可能にします。

Phrase Orchestrator Auto-Routingの紹介
Phrase Orchestratorの革新的な自動ルーティング機能は、Phrase品質評価スコア(QPS)を用いて、事前に設定された品質基準を満たさない翻訳セグメントを精確に識別し除外することができます。この先進的な機能により、ユーザーは望む品質に達していないセグメントを改善することに専念できるようになります。同時に、企業のコンテンツの大部分は自動で翻訳・評価され、最高の効率性と品質管理が実現されます。この細やかな制御により、これまで達成困難だったコスト削減と品質の向上が可能になります。

これらのハイライトに加えて、このリリースでは、Phraseのローカリゼーション プラットフォームを通じてお客様に類い稀な価値と効率性を提供するために設計された、さまざまな機能の強化や新しい統合機能が導入されます。 

「今回のリリースは、ローカリゼーション技術の可能性を推し進める私たちの使命における、重要な一歩です。Phrase が提供する機能の組み合わせは、現代のグローバル企業にとって真にユニークで、大きな変革をもたらします。」とEllは述べました。


Phraseについて
Phraseは、AI翻訳テクノロジー分野の世界的なリーダーです。私たちの目的は、企業がより広範な顧客層にアプローチし、異なる言語や文化を越えて深い関係を築き、加速度的な成長を実現できるようサポートすることにあります。これを通じて、グローバルビジネスでの成功への道を拓くお手伝いをしています。

Phrase Localization Platformはクラウドサービスとして提供され、ローカリゼーション戦略を全面的に支援するために必要なすべての主要機能を備えました。AIによる機械翻訳、先進的な翻訳管理、ソフトウェアローカリゼーション、トップクラスのワークフロー自動化、品質評価、そして分析機能に至るまで、Phrase Platformは企業の翻訳作業を効率化し、一元管理を可能にします。

このため、Uber、Shopify、Volkswagen、主要なLSP、グローバルなSIパートナー、そして数千にも及ぶブランドが、何百万ものオーディエンスにリーチし、グローバル市場での成長を加速させるためにPhraseを選択しています。詳しくは、www.phrase.comをご確認ください。

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